Language Experience: American Sign Language

先日、ハワイの英語教師会でlanguage experienceというイベントがありました。
去年も書きましたが、
「いつも言葉を教えている先生。教えるのはいいですが、生徒の気持ち忘れていませんか?」を合い言葉(?)に、実際に言語を学ぶ経験をすることで生徒の気持ちになろうというイベントです。

去年の対象言語はフランス語でしたが、今年のはAmerican Sign Language。手話です。
普通、「言語」といってぱっと思い浮かぶのは英語だとか日本語だとかタイ語ですが、手話も立派な言語なんですねー。ちなみに、Wikipediaによると、言語の定義は

言語(げんご)とは、コミュニケーションのための記号の体系。狭義には人間の音声による言葉を指すが、広義には身振りなど音声以外の要素も含む。また、動物間のコミュニケーションや、コンピュータに指示するための記号体系を指す場合もある。

だそうです。

そんなこんなでALSを習ったわけですが、この先生、どこかで見たことあると思えば、先日の卒業式で手話通訳をしていた人でした。アリーナの正面スクリーンにずっと写ってたので、覚えてたんですよね。今シーズンだけで、3つの卒業式で通訳をしたそうです。
ASLexperience.jpg

授業もとっても楽しくて、基本的な色だとか簡単な単語(男とか女とか)を習いました。先生は英語を使うことなく、ずっと身振り手振りで手話を教えてくれて、直接法で教える・習うってことを久々に体験しました。私、最近ちょっと授業で英語使いすぎてるかなーと反省もしてみたり。先生の人柄もすごく楽しくて、ひさしぶりに生徒側の気分になれました。いつも気をつけてはいるつもりでも、学生側の気持ちっていうのをリアルに実感することってやっぱり大切だなーと。

そして、このイベントをもって運営側から降りることになりました。仕事がめんどくさかったこともありましたが、楽しかったかな。次のイベントのときはハワイにもういないかもしれないなーと思うと残念です。
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2008-05-23 Fri 12:54 ∧top | under∨

日本語教育の将来

先日、ハワイの日本語教師会の学会がありました。
とってもとってもとっても行きたかったのですが、あいにく同じ日にあった別の学会に行かなければいけなかったので、参加できませんでした。

でも、そのハワイ日本語教師学会で、とても面白いことが話されていたそうです。
それは、「日本語教育はどう生き残るか?!」 (詳しくは、ぱんちょくんのブログで)
近年、アメリカのいろいろな教育機関では、日本語のコース数がどんどん減っていっており、かわりに中国語やアラビア語が増えていっているとのこと。主に本土のことだそうですが、ハワイでもそういった話をちらほら耳にします。となると、日本語を教えるポジションは減っていくわけで・・・。日本語教育に携わる人には死活問題になるわけです。
日本語教育を盛り上げていくために、教師個人レベル・学校レベル・行政レベルでできることは様々にあると思いますが、それよりなにより、一番必要なのは、日本がもっともっと魅力的な国になっていくこと。そして、それを広く世界に認知してもらえること。それこそ、日本人や日本に関わる全ての人が鍵を握ってるのかもしれません・・・。そこのあなた、よろしくです
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2008-04-13 Sun 07:53 ∧top | under∨

今学期終了

昨日をもって今学期、終了しました。教えてる方のがっこーの。四学期制なので、ウィンター・タームが終わったというわけです。教えられてる(?)方のがっこーはまだまだ5月まであります(授業とってないから、あまり関係ないけど)。

来学期はもう教えないので、あとは成績を提出すれば任務完了ということに。
それにしても、成績を出すのって難しいです。たとえば、BとB+のボーダーにいる人とか、どうしようかと思ってしまいます。私としては迷ったときは良い方の成績をあげたいんですが…。
でも、BにするかB+にするかってそこまで大きな問題かなって気はします(もちろん、学生さんからすれば、成績で奨学金や進学がかかっていたりするので、慎重にしないといけないですが)。それよりも、もっと評価を通して学習者が自分の日本語学習を内省できることが重要じゃないかなと思います。あと、私の方からもっと丁寧なフィードバックができれば(←これは、個人面談やったり文章でのフィードバックをしたり、最終成績以外のところで少しはやろうとしているのですが…う〜ん)。
成績の数字が前面に出てしまって、肝心なその裏にある学習自体が見えなくなったらいかんなぁと思います。なんかいい方法ないですかねえ。ポートフォリオとか???でも、どっちにしろ学校である以上はletter gradeで成績を出さないといけないんですよね。これからちょっと時間ができるので、評価法について少し勉強してみようかと思います。(解放感からついつい遊んじゃう予感満点だけど…
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2008-03-21 Fri 11:11 ∧top | under∨

Butt Biting Bug

今日、授業でかの有名な「おしりかじり虫」を見せてみました。

今までマス形(eg 読みます)しか知らなかったけど、最近動詞の活用を勉強して新たに辞書形(eg 読む)とテ形(eg 読んで)が分かるようになったので、「かじる」のいろんな形が入ってていいかなーと思っての選曲です。

ってのが、建前で、実は初めて見たときから「いつか見せたい」と企んでたのです。だって、面白いぢゃん。案の定、かなりウケてましたよ。
歌詞にいくつ「かじる(&その活用した形)」があるか数えてて、私は30個だと思ったのですが結局学生と意見の一致に至りませんでした。…30個ですよね???


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2008-01-24 Thu 20:37 ∧top | under∨

CASTEL-J

昨日から3日間、ハワイでCASTEL-Jという学会が行われています。
正式名称は、えーと・・・"Computer Assisted Systems for Teaching and Learning Japanese"と舌を噛みそうに長いんですが、コンピューターを使った日本語教育についての大会です。

で、行ってきたわけなんです。
昨日の発表で面白かったのは、参加型授業で文化を学習するという実践報告。
まず、「『文化』って何?」というところから始まって、具体的な活動を紹介してたんですが、どれもためになりました。
その発表で指摘されてたのは、今の日本語教育で扱われている文化は「知識としての文化」が多いということ。つまり、文化を「ある集団が所有する固定的なもの」と捉え、学習者はそれを知識として取り入れていくという考え。よくある「日本人は謙虚にふるまう」というのもこれに入るそうです。でも、この文化の捉え方だと多様性とか時代による変化を無視しがちだということでした。そこで、もっと文化を違うふうに捉えようということで、文化は「相互構築されるもの」という考えを紹介していました。あんまり書くと発表の内容をまるまる書くことになるので省略しますけど・・・。
で、その後に続いた活動の実践報告も具体的で、「私もやってみようかなあ」と思いました 以前にコンピューターを使った実践報告を聞いたときには、活動自体はおもしろそうだったのですが、「どんなソフトを使ったんですか?」という質問に「自分でシステムをつくってやりました」と答えていて少しずっこけたもんで・・・。自分でシステムをつくれる人なんてそうそういないでしょ〜って。どうすればその活動が可能なのかまで教えてくれないと単なる自慢話になっちゃう・・・。

この学会、まだあと2日あるので、時間をみつけて行きたいです。
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2007-08-05 Sun 05:05 ∧top | under∨

1週間と2日

さてさて、今日は少し時間ができたので、こうしてブログを書いています。
なかなかブログとかメールを書く時間もないんですよねぇ・・・。ふ〜。
でも、その分かなり充実してますよ。

この前の日曜にはうちのクラスともう一つのクラスの学生が合同で企画した「祭り」がありました。gakusei.jpg

短い時間でしたけど、みんな一生懸命に企画・製作・運営して他の学生たちも楽しんでいましたよ。

また、この写真は夜プログラムというアクティビティで先生たちが日本の文化を教えているところ。
このコーナーでは「日本のトイレ」について教えています。

gakusei2.jpg

いやぁ、体はってますねぇ・・・。
洋式トイレにはたくさんボタンがあり(アメリカにはウォッシュレットはない)、和式は尻もちをつかないようにするのがポイントだそうです。
なるほどぉ〜
そして、この先生たち、トイレの歌も作っていました。
頭からなかなか離れません・・・。
  ♪♪洋式トイレ、洋式トイレ、アチャチャチャチャチャチャチャチャ
    洋式トイレ、洋式トイレ、たくさんボタンがある♪
    和式トイレ、和式トイレ、アチャチャチャチャチャチャチャチャ
    和式トイレ、和式トイレ、気を付けてください♪♪♪
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2007-07-04 Wed 15:05 ∧top | under∨

OFF

到着してから1週間、最初のセッションの子どもたちが無事にきのう帰宅し、私たちスタッフは今日の午後までの24時間オフをもらいました。
昨晩はコインランドリーに洗濯に行って、その後みんなで飲みました。
明日からはいよいよ4週間プログラムが開始!私の仕事も本格始動です。プランニングに追われる日々になります・・・。でも楽しみ☆

さてさて、このキャンプではスタッフは子どもたちと同じ部屋で寝ます。
この前、夜に仕事をしてから部屋にこっそり戻って寝ようとしたら、部屋の子どもが寝言を言っていました。たった二言、「ごめん・・・わたし・・・」と言っただけだったのですが、感心しました。だって、この子は別に日本語を普段勉強しているわけでもなく、ほとんど日本語ができないと言ってもいい子だから。それが2週間キャンプに来て生活するうちに寝言を日本語で言うようになるってすごいと思いませんか?私は未だに英語で夢を見ることはあまりありませんもん・・・。翌朝、本人に日本語で寝言を言ってたよと伝えたところ、自分でも驚いていました。
ぶっちゃけ、2週間キャンプに来たからといって、それほどの語学力アップが期待できるわけはありません。でも、こういう小さな体験をたくさん積み重ねていけることは、単に言語力の獲得という以上の収穫なんじゃないかなあと思いました。(それが先生に怒られてる夢であっても。笑)

残り4週間も頑張りま〜す。
mori.jpg


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2007-06-25 Mon 00:28 ∧top | under∨

日本語文法 学習者によくわかる教え方:10の基本

日本語文法 学習者によくわかる教え方―10の基本 日本語文法 学習者によくわかる教え方―10の基本
藤田 直也 (2000/08)
アルク

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タイトル通り、日本語文法の基礎的な文法を整理して、どうやって教えたらいいかも提案している本です。自分では分かっていても、どうやって説明すればいいのか迷うことがあったので、自分の頭の中を整理するために読みました。おかげで頭の中がすっきりしたし、導入方法も併せて掲載されていたので、お役立ちでした。でも、一度読んだだけではきっと忘れちゃうので、そのうちまた読みかえさなきゃ。
こういう本を読んで思うのは、私はまだまだ日本語自体に関する知識が足りないなーと。ちゃんと分かってないと、導入も何もありませんからねぇ・・・。勉強するべし、ですね。そのためには、このような文法ハンドブックのような本や辞典を活用するのもいいですが、自分で例文を分析する力もつけなきゃなーと感じます。学部のときにそういう分析の訓練をする授業(現日とか社言とか?)をもっとたくさん取っておいても良かったかなぁと思っています。
ただ、この本にも書いているように、日本語そのものに関する知識は『日本語教師が「日本語の職人」であるために持つべき技能』であることには違いないのですが、その他にも様々なものが必要です。ただ文法知識を学習者に注入して完了、という教師にはなりたくないなーと思うので、その辺のバランスも必要ですよね。「教師は五者たれ(うーん、確か・・・学者、医者、易者、役者、行者だったかな)」という言葉がありますが、日本語の先生もきっとそうなんだろうなあと思うのでありますです。
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2007-06-14 Thu 14:11 ∧top | under∨

英語教育 ゆかいな仲間たちからの贈りもの

英語教育ゆかいな仲間たちからの贈りもの 英語教育ゆかいな仲間たちからの贈りもの
菅 正隆、田尻 悟郎 他 (2004/09)
日本文教出版

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最近、英語教育界でよく名前を耳にする田尻悟郎さんをはじめとした、3人の英語の先生が、今の英語教育について話している対談集。

教材・教具の使い方、少人数・習熟度別授業のことから、「英語教育とは?」という根本的な話まで幅広く、扱っています。座談会形式で書かれているので、気楽に読めました。

3人とも英語でコミュニケーションができるための授業を目指していて、今の学校での英語教育は、単にインフォメーションギャップ・アクティビティをやらせただけでコミュニケーションを教えた気になっているという指摘に、日本語教育でも一緒だなあと感じました。
Teacher-centered(教師主体)の授業ではなくて、student-centered(学習者主体)にして、教室が実際に学習者がコミュニケーションする場にならないといつまで経っても学習者はコミュニケーションできるようにならないと書いてありましたが、その通りだと思いました。でも、先生ってついつい何でも教えたがるんですよね・・・。学部のときの実習で、教授が「授業中は学習者を忙しくさせなさい。」と言っていた言葉を思い出します。もうすぐ行くミネソタでは、このことをしっかり頭に叩き込んでおきたいです。特にイマージョン・キャンプなので、教室よりも、もっともっと子ども達が日本語を使ってコミュニケーションできる文脈に恵まれています。それを使わにゃ損、損、ですね。
そうそう、でもコミュニケーション重視だからと言ってドリル練習をおろそかにするのもいけないと本書で言っていました。そうなんでしょうねえ。どうやってパターン化した練習とコミュニケーションを有機的につなげていくか、これを考えないと・・・。

この他に、評価について書かれている章も印象に残ったのですが、お腹がすいたので、そのことはまたの機会にでも書きます。

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2007-06-11 Mon 15:48 ∧top | under∨

Hawaii TESOL:Language Experience

今日はメモリアル・デーという祝日ですが、夜はハワイの英語教師の会、Hawaii TESOLのイベントへ行ってきやした。
「あんた、日本語教育やろが。なんで英語教師やねん。」と思われた方、もっともです…。でも、やっぱり言語教育は言語教育、日本語教育が英語教育から学べることも多いです。

今回のイベントはLanguage Experience。
「いつも言葉を教えている先生。教えるのはいいですが、生徒の気持ち忘れていませんか?」を合い言葉(?)に、実際に言語を学ぶ経験をすることで生徒の気持ちになろうというイベントです。
それに、他の先生が教える授業を経験しようという意味合いもあります。実際に教えはじめたら、なかなかお互いの授業見学ってしませんよね…(たぶん)。

さてさて、今日の対象言語はフランス語。
あいさつ、自己紹介などをイマージョンの手法で教えていました。
「全部フランス語で教えてすごいなぁ」と思っていましたけど、よく考えたら自分も日本では日本語で日本語を教えていたんですよね。 
今夏、イマージョン;キャンプでは日本語で日本語を教えるので、初心忘るるべからずです。

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IMG_1625.jpg


そして、本日のごはんはといいますと、フランス語だけに
IMG_1552.jpg

フランスパン!

そして、
IMG_1553.jpg

フランス産ワイン!(&おまけのカリフォルニア・ワイン)
・・・安易ですね。笑

今回、食事担当のProgram Chairが結婚式のため欠席だったので
私(Program Committee member)が担当になりました。
いやぁ、このポジションは重労働ですわ。。。
大量に食べ物・飲み物を仕入れて会場まで運ぶんですから。当たり前なんですが…。今までその仕事をずっとしてきたChairを見直しました。

そんなこんなで、少し残ったワインをいただいて帰りましたので
今宵は少々白ワインを嗜んでから寝たいと思います。。。
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2007-05-29 Tue 18:32 ∧top | under∨
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